最近では食用廃油を利用した「廃油石けん」を手作りしているボランティアが増えてきたそうです。
米のとぎ汁なども使用し、これらの材料でつくる石けんは環境にも肌にも優しいと、大変話題になっています。
また、アロマを入れたりハーブを入れたりと、手作りを楽しむ方も多くなってきました。
石けんは、チューブ状の洗顔料などよりもはるかに肌に優しいといわれていますが、市販されているものの中には科学的に合成された洗剤も入っていることがあります。
どうせならもっと優しい石けんを自分で作っちゃいましょう!
手作り石けんの基本をご紹介します。
この基本の作り方に、お好みでハーブなどを加え、自分だけのオリジナルを作ってみましょう♪
用意する道具: ステンレス(ガラス)ボウル大2個、小1個・ステンレススプーン・泡立て器・牛乳パック(よく洗い、口を広げたもの)
材料(牛乳パック1杯分):オリーブオイル600g、苛性ソーダ84g、水300g
※苛性ソーダは劇薬指定になります。印鑑を持って薬局で購入しましょう。
※周りの家族の方々など充分に注意をして行ってください。
①水を入れた小ボウルに苛性ソーダを入れます。お湯にとかすと反応が激しくなり危険です。
※発熱し、煙、異臭がしますので換気をし、マスクとゴム手袋をしましょう。
煙は絶対に吸い込まないように気をつけます。
ステンレススプーンで苛性ソーダが完全に溶けるまでかき混ぜます。
② 別の大きなボウルに水を張り①のボウルを浮かべるなどして室温まで冷やします。
もしも再結晶してきたら、人肌程度に温めて溶かしてください。
※高温は禁物です。
ゆっくりと温めましょう。温度が高すぎると固まらない場合があります。
③大きなボウルにオリーブオイルを入れ、②の苛性ソーダ水を細く糸のように注ぎいれ泡だて器で2,3分間勢いよく混ぜ合わせます。
初めのうちは2,3分ごとにかき混ぜ、後は10分ごとにかき混ぜます。
白っぽくどろどろしてきます。
この混ぜ方によりムラのないきれいな石けんが出来上がっていきますので、頑張って混ぜ続けましょう!
混ぜ続ける目安は泡だて器を持ち上げた時、石けんタネで「の」の字が描けるぐらいの硬さになるまで。
ここまでは気温によって違いますが、1時間~12時間程度かかりますので、根気よく続けていきましょう。
保管しておく場所は、10℃以上でなるべく気温の低いところがベスト。
④「の」の字ができるようになったら、もう一度よく混ぜ、牛乳パックに流しいれます。
結構難しいですが、思いきりが大切!
大き目のスプーンなどを使ったり、最後はゴムベラを使ってボウルに残っているタネをきれいに流しいれましょう。
⑤凍結しない、なるべく気温の低いところに置いて、固まるまで待ちます。
安全な場所に置いておきましょう。
念のため、下にトレーを敷いておきましょう。
※お子様がいらっしゃるご家庭では手の届かない場所に置いてください。
⑥日がたつにつれ固まって、一週間くらいするとチーズほどの固さになります。
暖かい場所に置いてしまうと、牛乳パックの下がにじんできてしまいます。そうなると成功とはいえません。
必ず10℃くらいの気温の場所に置くようにしてください。
⑦そこから更に熟成させます。ここはじっと我慢が大切。
※熟成期間が終わるまではアルカリ度がきついのでゴム手袋をはめて行ってください。
使う前に、パックごと包丁で手頃な大きさにカットします。
そこからできれば数日乾燥させてから、パックから取り出した方が簡単に取り外せます。
熟成期間が長ければ長いほどマイルドな石けんになりますので敏感肌の方などは長めの熟成がおすすめです。